梨栗の候 大仏２号です。
少し前になりますが、数週間前に朝日新聞の記事を見てのことです。
奈良市の梅林といえば、月ヶ瀬村が奈良市に合併されてからはもっぱら月ヶ瀬のイメージが強くなりましたが、十数年前までは奈良市っ子にとっては追分梅林が有名スポットだったのではないでしょうか。当時は約４０００本の梅の木が咲き誇り、奈良市西部の丘陵一面に広がった梅林は非常に心が和んだものです。矢田丘陵にもほど近く、サイクリング道中に訪れる梅林は休憩するにももってこいの場所でした。そんな奈良市きっての梅林も１０年ほど前に枯れ果てて、閉園になるまでには時間を要しませんでしたね。
何が原因かははっきりとはしていないようですが、当時第二阪奈道路が出来るというので、工事現場を何度も見に行ってましたが、まさに追分梅林の中を通るような感じであり、景色も様変わりすることはもちろん、梅林は大丈夫なのだろうかと心の中で思っていたものです。
土壌も変化するでしょうし、水の流れも変わるので、工事の影響は大きかったのではなかろうかと今でも思っております。（ワタクシは地質学者でもなければ、植物にも詳しくないので、ただただ個人的な意見でございます）
しかしながら枯れてしまったものは仕方がないと諦めていたところへ写真の記事を目にしたのです。
なんとコツコツと植樹をされている団体がいらっしゃるではありませんか！
現在では４００本ほどの梅林が花を咲かせるまでになり、梅林祭りもされているようです。
若年認知症サポートセンター「きずなや」
http://kizunaya-oiwake.com/
という団体が活動されて梅林の復興に力を注いでいるそうです。
記事の内容も胸の熱くなる内容でした。
興味のある方は朝日新聞のバックナンバーあたりから拾ってこれるのかな？？
応援することしかできませんが、また以前のような素晴らしい景色を見れることを楽しみにしております。これからはまた梅の季節にはなるべく足を運んでみようかと思います。
季節はまだまだですが、皆さまもぜひ梅見サイクリングなんて如何でしょうか。少々登り坂はありますが、車で行くには細い道ばかりなので、意外と自転車の方が良かったりなんてことも(^^
さて、本日のシマリス達はというと
激しい接吻に喜んでいるのか、嫌がっているのか・・・・
兎にも角にも、非常に仲がよろしいようで(#^.^#)
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