ブロンプトンでゆく!小学生の娘としまなみ海道2泊3日の旅 1日目編

2号です


少し前のblogで、古いタイブロ(台湾ブロンプトン)を、お金をかけずにプチカスタマイズという記事を書きましたが、そもそもの目的は、今回の娘と行くしまなみ海道走破も視野に入れてだったのであります。


しまなみ海道サイクリングネタは、WEB上でも露出度が高いので、書くのも迷いましたが、小学生の子供と折り畳み自転車で行けるのだろうかと、気になる方もいるのではないかと思い、書いてみることにしました。世のパパさんが、同じように子供と一緒に思い出作りの参考になれば幸いです😄


参考までに、次女は慎重140cm弱の小学校高学年。特に運動をしてるわけでもなく、親父とたまーにサイクリングに行く程度。

程よい運動神経で、体力も普通といった感じでしょうか。

季節は春休み。桜も咲き始めの頃でした。

このコロナ禍なので、悩みはしましたが、オリンピックをキャンセルしたり、定番のキャンプもほとんど行けず仕舞いと、出掛ける機会が皆無だった為、決行することにしました。


行程としては、高の原(奈良京都県境)スタート🚲️~登美ケ丘駅🚞~フェリーターミナル駅⛴️(1泊)~東予港🚲️~壬生川駅🚞~今治🚲️(しまなみ海道半分地点で1泊)~尾道🚞~福山🚄~京都🚞~高の原ゴールの、2泊3日の旅路です。


これの良いところは、22時発のフェリーなので、金夜の仕事終わりに出発して、日曜日の夜には戻ってこられるという、連休を絡めなくても行ける、関西人にとってはゴールデンルートなのです。

夜行列車が走っていた若かりし頃にも、よく仕事終わりに輪行していたことを思い出します。深夜2時に京都発なんてありましたからね~🚂🛌🚃💨


前日に思い立ったように決行を決意したので、予約が取れるか心配でしたが、やはりコロナ禍ですね、⛴️🏨🚄と全て空きがありました。しまなみ海道での1泊は、キャンプをするか迷いましたが、荷物が増えるので、留守番の妻と長女には申し訳なく、贅沢して宿を取ることにしました😅


そして、出発当日。

親父は仕事を終らせ、娘は塾と宿題を済ませた足で、先ずは登美ケ丘駅まで自転車移動です。

因みに、ブロンプトン2台に加え、親父はバーレーのトラヴォイをトレーラーしていきます。キャンプ道具は載せないので、無くても良かったのですが、それには理由があり、また後述させてもらいます。

駅でブロンプトンを畳んで、フェリーターミナル駅までの切符を購入!
けいはんな新線の開通と、ターミナル駅が出来てからは、🚢までのアクセスが格段に便利になりましたね。学生の頃は、奈良からフェリーターミナルまで自転車で自走してたことを思うと・・・😅

そして駅に到着!

港感が出てきました。

ワタクシも26.7年ぶりぐらいの🚢輪行にテンションMAXです!


それにしても便利になりました。

駅からフェリー乗場までもゲートで繋がっており、雨にも濡れる心配もありません!

そして娘もテンションMAXです!

改造している、ブロンプトンコロコロはとても良く転がります。アゲアゲの娘は駆け足でキャッキャッキャと激しく転がします!

フェリー乗場で予約していた切符を購入します。

今ではサイクリストに手厚いコーナーも出来てます。良い時代ですね😄

そして娘は相変わらず、キャッキャッキャとテンション高めで、ブロンプトンを軽快にコロコロ~と。
嬉しそうな娘を見て、微笑ましく見ていた親父ですが・・
船内に入ったところで、

👧「アレ?お父さん、なんか転がらんようになってきたで?」

🧔「⛴️の絨毯がフカフカやからちゃうかー」

・・・違いました。


テンションMAX娘+転がり易く改造コロコロ+25年物のブロンプトン=フェンダーポッキリ

という訳だったのです。そら転がらんわけだ。

そういえば、缶スプレー塗装したフェンダーが我ながら綺麗な出来映えだったので、劣化していたのをすっかり忘れておりました。

そもそもブロのフェンダーは割れ易いので、激しくコロコロは厳禁なんですけどね😅


いっそフェンダーを取っ払うかとも考えましたが、旅行にトラブルは付き物です。要はそれをどう回避するかによりますので、今日は🚢の船内を娘と楽しむことにして、翌日に対処することにしました。

先ずは我々の寝室に荷物を置きに。


部屋はシングルプラスという、2人で泊まるには1番安い部屋です。


それにしても、昔の輪行旅のフェリーといえば、1番安いのはタコ部屋みたいな所か、地べたみたいな所で雑魚寝という感じでしたが、そんな所はいっさい無くなっており、まるで豪華客船のように感じます✨

部屋は2段ベットになっております。

雑魚寝🚢旅しか知らないワタクシには、十分すぎるぐらいでしたが、ホテルみたいな部屋を想像していたムスメはちょっとテンション下がってました😅

ブロ2台+トラヴォイで丁度良い広さです。


そして、我が家では宿泊先で真っ先にすることがあります。それは避難ルートの確認です。

この🚢で言うならば、救命胴衣と救命ボートの設置場所確認です。

部屋の横に大人用の救命胴衣は設置されていたのですが、子供用はホールというかロビーのような所まで行かないとありませんでした。有事のパニック時にこれは見付けられないだろうなぁと思うと、仕事でのリスクアセスメントと同じですね。

学生の頃に行った、沖縄サイクリング旅の時は、鯨に衝突しましたし、何が起こるか分かりませんね。


そして夕御飯前に少し船内散策です。

こういうゲームコーナーがあるのは昔から変わりませんね。

ホールも綺麗です。
1等船室やスイートルームにもいつかは泊まってみたいものです。

出航前に、船内レストランで夕御飯です。

船内でしか味わえないメニューも色々ありましたが、船酔いしたら困るので、お腹に優しそうなメニューにしました。

プリプリのコシのあるうどんでとても美味しかったです🤤

お風呂の前に、甲板に出て大阪の街を見送りました。これから8時間ほどかけて、愛媛の東予港を目指します。

グッバイ大阪!


この後はお風呂に入りに行きました。


30年ほど前の記憶では、大浴場はお湯が濁っており、あちこちが汚くて、しかも揺れが激しく、シャンプーも儘ならないほどだったのですが、

🚢もすっかり様変わりしたようで、大浴場はジャグジーが付いており、今時のスーパー銭湯のような感じでした。男湯も空いていたのですが、そもそも船は女性客が少ないので、ムスメの方はは一人占めで、大浴場で泳ぎまくっていたようです🏊‍♀️


そして懸念していた揺れも、動いてるのか?と疑ってしまうほど気にならないもので、酔い止めも必要なく、もっとゴージャスなご飯を食べておけば良かったと思うぐらいでした。


🚢も高速化もしてるし、船内も豪華になっているし、しかも安いし(シングル+で2人でも¥11000ほど)で言うことなしです。


昔の船は、エンジン音もうるさいし、横揺れで勝手に寝返りするしで、全然眠れなかったのですが、今回は娘共々知らない間にグッスリでした😪💤


さて、2日目はいよいよ愛媛に到着です!

-2日目につづく-

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コメント: 6
  • #1

    Boz2000 (火曜日, 04 10月 2022 19:43)

    読んでて楽しくなりました。

  • #2

    大仏2号 (火曜日, 04 10月 2022 22:32)

    ありがとうございます。

    また楽しんで頂けるような記事を書ければ良いなと思います!

  • #3

    Boz2000 (木曜日, 15 12月 2022 16:36)

    記事参考にして、しまなみ海道行って参りました。尾道出発で今治方向へ走り一泊二日の行程。しまなみ付近は西風が多いとは知らず、逆風続きはこたえました。。。橋の上ではクルマは速度規制かかってました。欲出して白瀧山五百羅漢と亀老山展望公園も行ったので、息も絶え絶えでしたけど楽しかった。

  • #4

    2号 (木曜日, 15 12月 2022 23:25)

    Boz2000さま

    つたないblogをご参考にされ、恐縮です。

    海風は堪えそうですね�
    私達の時は、季節柄なのか、海風には一切見舞われず、穏やかな景色を楽しむことができました(もしかしたら今治の追風で楽をしてただけかもしれませんが�)
    五百羅漢なども観られたのですね。私共は観光を殆ど出来ず仕舞いだったので、今度は何処かにゆっくりと立ち寄ってみたいものです。

    今度はとびしま海道あたりにも訪れてみたいです。

  • #5

    カミナオ (火曜日, 04 4月 2023 21:51)

    blogを拝見しました!
    楽しそうにお話をお伺いした後に記事を読むとより一層行ってみたくなりました。
    娘様と仲良く御二人旅なんて最高の思い出になりますね�
    昔にママチャリで淡路島一周した事わ思い出しました�
    あの時は悲惨な思い出しかないのですが…�

  • #6

    大仏 (火曜日, 04 4月 2023 22:17)

    コメントありがとうございます

    私も30年ほど前に行った淡路島では難儀した記憶ばかりが・・ヒッチハイクで鳴門大橋を渡ったりとか・・
    昔は淡路島へのフェリーも4つほどあり、選択肢も多くて楽しかったですよね。
    現在は通称アワイチとしてサイクリストにも人気のコースとなり、唯一明石から『ジェノバライン』という船も出ているようです。若い頃に訪れた場所を再訪するのも面白そうですよね�

    この数十年で、サイクリストへの取り組みも進み、
    特にしまなみはサイクリストへのおもてなしが素晴らしく考えられた街だと実感させられます。淡路の鳴門大橋と5年後には自転車が通行できるようになるようです。ぜひとも若い頃の思いを馳せて、訪れてみてください!ウサギ島も!