見合ったタイヤ&チューブを!

2号です。


台風一過ですね。

連休明けは、台風による自転車の転倒でのブレーキレバーの破損や、アシスト車のスイッチコントロール故障が多いので、朝からの電話の嵐を覚悟していたのですが、こちらではそれほど台風の影響もなく、一安心でした😌。


さて、表題の件ですが、新規のお客様から

「とある所で、1ヶ月前に後輪のタイヤ&チューブを替えてもらったのだけど、すでに3回目のパンクをした!」

というご依頼でした。


そして現地に赴き、お話を伺うと、

『とある所で』

というのは、いわゆる掲示板のような所でのボランティア的な感じの修理だそうです。

ただ、タイヤ&チューブが寿命だったようで、部品代¥2500と、手間賃¥500だけくださいということで、計¥3000を払ったそうです。

あまり詳しくは聞いてませんが、おそらくスキルアップ目的か何かのようで、整備士資格も持っているのかも分からないボランティアのような感じなのかと。


と、まあ1ヶ月前にこのような経緯があったとのことですが、そこから1週間毎ぐらいでパンクの連続。ホムセンに持ち込んだり、自転車店に持っていったりで、そして今回3回目のパンクで、今回は当店ヘの御連絡。


さてさて、原因追求を!と見てみると


スネークバイトです。所謂リム打ちパンクというやつですね。

チューブ横が、蛇に噛まれた様になるので、ネーミング通りなのですが、どんな状況なのかを、分かりやすく写真を撮ってみました

町のどこにでもある段差ですね。


2年以上使用した、並ぐらいの電動アシストフロントタイヤです。

一番多いパターンは、斜めの進入角度で起こる、ご覧の通りの状態です。

お次は負担のかかるリアタイヤです。

こちらはまだ交換して間もない、リムガードの付いたリム打ちしにくい、アシスト車用の中でも上位タイヤになりますが、やはりタイヤサイドはブニーっと!


因みにワタクシは55キロほどの軽量級で、この日は非常に涼しく、タイヤにも優しい環境、もちろん空気圧もバッチリです。さらにゆっくりと乗り上げているところを撮影してます。スピードを出して勢いよく段差に突っ込むとさらに、ブニっ!となるのは言うまでもありませんね。そして最悪なのは、リムとタイヤに挟まれたチューブが🐍にガブッと!という状態までいくと・・パンクですね。

これを更にお子さんを載せてるもんなら、ブニニー!ですからね😅

前置きが長くなってしまいましたが、ご依頼者の自転車パンクは全てスネークバイトです

これは前回のパッチ修理跡のようですね。


では、何故にここまでパンクするのか!

もちろん走り方にもよりますが、根底の原因は、一般自転車に使うペラペラな廉価モデルのタイヤ&チューブを使っていたことです。


そもそも電動アシスト車用と一般車用では、適正空気圧も違いますし、更にお子さんを載せてとなると、よほど気を付けて走らなければ、リム打ちパンクを起こしてしまうでしょうね。しかもチューブもペラペラだったので、リム打ちをしなくとも、アシスト車に起こりやすい、揉まれパンクや擦れパンクもすぐに起こしていたことでしょう。


チューブも

最低限でもこのあたりのプレミアムチューブや、肉厚タイプを使ってもらわないと、子載せ電動アシスト自転車では持ちこたえてくれませんね。

というわけで、今回のパンク箇所は、パッチでの修理は不可だったこともあり、タイヤ&チューブ交換となりました。


※電動アシスト用タイヤでも、磨り減ったり、ひび割れがみられてきたなど、使いこんだり、経年劣化が進むと、やはりリム打ちパンクは起こしやすいので、定期的にタイヤ&チューブ交換はいたしましょう!


まだ値上げせずに頑張ってますので💪!


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