出張専門店ならでは

2号です


今年の猛暑により、増えた修理の1つ、前輪リム(ホイール)バーストです。


前ブレーキシューを交換せずに、使い過ぎたことによる、前輪破断です。注意喚起の為に、忘れた頃にまた書いてみようかなと。以前に記事にしたblogはコチラ


坂道だらけの、けいはんな丘陵地域では結構見られる修理です。特に激坂道の多い、富雄・学園前・菖蒲池・生駒の方は更に要注意ですね。


さてこの事案、今回のユーザーさまは、破断により、タイヤの物凄い破裂音のパンクだけで済んだようですが、このリムバーストはとても怖い症状なのです。大体が、気温の高い日の下り坂で起こることが多いのですが、下りなので、結構皆さん快調にスピードにノッている中、ブレーキシューによる摩擦熱と、熱膨張したチューブの内圧が、削られ弱ったリムサイドを、バーーーーンとぶち破り・・・


破れたリムサイドは、ブレーキに引っ掛かり、前輪はロックされ、スピードのノッていた車体は・・ご想像の通りですね🏥🚑️


🏥沙汰にならないまでも、ブレーキと前輪が引っ掛かり、全く動かせなくなるとこもしばしば。今回のお客様は、そういう意味では、とてもラッキーだったのです。きっと日頃の行いが良かったのでしょう😄


さらに厄介なことに、このての修理は、大手自転車店に持っていっても、預かり修理で時間を要することがほとんどなのです。そこで出張専門の大仏では、すぐに対応できるように、常時車輪を組み上げております。

出張状況により、即時に向かえないこともありますが、伺えた際にはその場で対応できるように、日々準備万端にしております。


リムバーストの多い、ギュット系・現行PASkiss用は、その時の在庫状況により、オールシルバーか、ブラック・シルバーのツートンカラーで組み上げておりますので、ご了承ください。手間と時間が必要になる、ギュットミニ系ハブセンサー内臓ホイールも即時対応できるようにしておりますのでご安心を!


そして、前輪組み換えに加え、全体点検をしていると・・・んんん??んー??

後のブレーキ周りを見ると、ローラーブレーキとフレームのクリアランスが全くなく、無理やり締め付けられている様子。


どうやら、何かの修理の時に、チェーン引きというパーツをポイッ!とされたようです。

これではキチンと固定されずに、案の定ハブナットはユルユル、ローラーブレーキはグラグラで、壊れる寸前でした。

こちらも放っておくと、ローラーブレーキはカジりついて、ロックして転倒なんてことになりかねません。それに、放熱フィンの付いていないユニットが付いていたので、激坂地域では替えておくに越したことはありません。

8年ほど前のギュットシリーズに、ノーマルローラーユニットの仕様なんてあったっけなぁ~と思いながらも、放熱フィン付きのユニットに交換です。

チェーン引きのパーツはサービスで取付けし、これでキチンとしたクリアランスが確保され、ブレーキユニットに挟まれて、動きが悪かったスタンドもスムーズに上がるようになりました😊

ちょっとしたパーツですが、取り払われてしまうと、思いもよらない影響が出るので要注意ですね。


皆様も違和感や異変を感じたら、早めに自転車店に駆け込むか、お電話くださいませ!


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