![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=1000x10000:format=jpg/path/s6cef0b11e1e0209c/image/i6618d9aa1d6cd71f/version/1690672362/image.jpg)
2号です
梅雨時期のスッテンコロリン転倒事故修理の余韻はまだまだ続き、特にスポーツタイプのクロス・ロードバイク系では右側に倒れると、リアディレイラー(変速機)の不調に見舞われます。
変速機といっても、真っ先にダメージを受けるパーツが、上の画像にある『ハンガー』という部品なのです。どこに付いているかというと
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=png/path/s6cef0b11e1e0209c/image/ia6b66a79e198ae90/version/1690687238/image.png)
![](https://image.jimcdn.com/app/cms/image/transf/dimension=210x1024:format=jpg/path/s6cef0b11e1e0209c/image/idc220117d6af6ac0/version/1690689058/image.jpg)
所謂ハンガー修正という作業なのですが、ハンガーはアルミ製が多く、痛み具合によっては修正中にご臨終になるリスクもある作業でもあります。クラックなんかがあると、ポッキリコースとなるデリケートな修理でもあるので、やはり交換がベストなのは言うまでもありません。
とはいえ、曲がったハンガーを放っておくと、リアディレイラーが車輪に巻き込まれ、変速機は勿論のこと、スポーク折れやケーブル類が切れたりなど、2次3次トラブルに繋がっていくのです。
多段変速自転車で、
「変速の調子が悪いんです」
というご依頼がある時は、
①ディレイラー自体の不調、調整ずれ
②変速ケーブル不具合
③ハンガー曲がり
④チェーン・スプロケットの摩耗
に大体絞られます。
放っておくと、酷くなるケースが殆どなので、違和感を感じたら早めの修理をお勧めします。
そして、6月~7月は事故に気をつけましょう!
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